プロペシアは米メルク社が開発したAGA(男性型脱毛症)治療薬です。日本では米メルク社の子会社であるMSD株式会社が販売しています。
プロペシア(Propecia)のProはPro and Conに使われるProの意味(ポジティブという意味)とPeciaはAlopecia(脱毛症)から来ています。(出典:プロペシア インタビューフォーム)
主成分はフィナステリドです。プロペシア錠1.0mg(フィナステリド1.0mg含む)とプロペシア錠0.2mg(フィナステリド0.2mg含む)があります。
通常は1日1錠(1日1mgを上限)を服用することで、早ければ3ヶ月で効果が現れますが、効果が現れるまで通常6ヶ月毎日服用し続ける必要があります。
AGAは厚生労働省によって保険適用内の病気であると認められていません。したがって、プロペシアは保険適用外になります。院外処方でプロペシア1ヶ月分が大体7000円から8000円ぐらいの料金です。
2015年にはプロペシアの国内初ジェネリック医薬品であるファイザー株式会社のフィナステリド錠「ファイザー」が発売されました。ファイザーもプロペシアと同様に1.0mgと0.2mgがあります。