AGA治療をしたいが病院への通院方法が分からない…そんな声をよく耳にします。
健康な方であれば病院へ行く機会がほとんどありません。「病院に行けばAGAを診てもらえるのか?」「予約しないといけないの?」「最初は受付に行けばいいの?」と不安になりますよね。
例えばスターバックスに行ったことがない方は「店内に入ったら、どうやって注文すればいいのか?」と不安になりますよね。妙な行動をして恥ずかしい思いをしたくないものです。
私は病院でAGA治療を受けています。病院へ通院している様子や診察の流れを詳細に紹介しますので、ぜひご参考ください。
目次
AGA治療に対応している病院を探す
まずはAGA治療に対応している病院を探さなければなりません。どこの病院でもAGA治療に対応しているわけではないからです。
病院を探すときのポイントは5つあります。
- サロンではなく医療機関(病院・クリニック・医院・皮膚科)を選ぶ
- AGA専門クリニックであれば確実(診療実績が豊富)
- 総合病院であれば皮膚科。ただし総合病院は美容目的の治療やAGA治療をしない可能性が高いので注意
- 皮膚科専門クリニックや美容外科クリニックはAGA治療に対応しているところが多い
- AGA治療は基本的にフィナステリド・ミノキシジルを用いる。この2つを処方する病院を選ぶ
インターネットを使って上記のポイントに当てはまる病院を探してください。一番注意すべきは「サロンではなく医療機関を選ぶ」ことです。サロンは医療行為ができないため、医学的に有効なエビデンスがあるAGA治療(フィナステリドやミノキシジルの処方)を行うことができません。
AGA治療で病院を予約する
インターネットを使って病院を見つけたら予約をします。ほとんどの病院は予約に対応しています。予約優先制だったり、完全予約制だったりします。完全予約制の病院である場合は、予約をしてから通院しなければなりません。
美容外科クリニックやAGA専門クリニックのように自由診療メインの病院は、基本的に完全予約制ですので注意が必要です。
ネットで予約する
病院のWebサイトが予約申し込みに対応している場合、ネットから予約することができます。予約申し込みの入力フォームに希望日や希望する治療内容を入力します。
予約確認のために、病院から折り返し電話連絡が来るのが一般的です。
電話で予約する
病院に電話をかけて予約します。Webサイトから申し込みができない場合は、電話せざるを得ません。
電話をかける前に以下3つを確認しておくことをおすすめします。
- 病院のWebサイトに掲載されている治療内容・費用を確認
- 通院希望日時は第3候補まで考えておく
- 当日どんな治療を希望するか(話を聞きに行くだけなのか、薬の処方を希望するのか、など)
関連:[銀座総合美容クリニック]AGA治療申し込みの流れ(体験談・口コミ)
予約日に病院へ行く
予約ができましたら、あとは予約日に病院へ行くだけです。遅刻すると診てもらえない場合がありますので、時間に要注意です。
病院へ行く前の準備・注意点
病院へ行く前に以下を注意しておきましょう。
- 前日にアルコールを飲まない
- 寝癖を直す
- 整髪料は付けない
- 身分証明書を持参
- 血液検査の結果を持っているならば持参
AGA治療で薬を処方する場合、事前に血液検査が実施されます。したがって、前日にアルコールを飲んではいけません。すでに直近で血液検査を受けていた場合は、血液検査結果を持参すると検査が省略されて節約になる場合があります。
診察の際は頭皮が診やすいように、整髪料を付けてはいけません。AGA治療では経過写真を撮影しながら効果を測定する場合があります。したがって、寝癖がひどいと写真による経過観察が難しくなりますので、寝癖は直していくことをおすすめします。
AGA治療で用いられる薬は基本的に未成年へは処方されません。したがって年齢チェックや本人確認のために身分証明書の提示が求められる場合があります。
初回通院時は病院のパンフや、AGA治療に関する注意点をまとめた文書、薬などの荷物を持って帰ることになります。簡易的な袋をもらえるとは思いますが、カバンを持っていくのが便利です。私はカバンを持っていかなかったため、不便に感じました。
病院に到着したら受付へ
病院には予約時間の10分前には到着しているようにしましょう。病院に到着しましたら、まずは受付に行って「○時に予約した○○です」と名乗ります。個人的にココが後にも先にも緊張のピークでした。
あとは受付の方が指示する通りに問診票を記入して、待合室で待機します。
カウンセリングでAGA治療の説明を受ける
受付を済ませて待合室で待機しているとカウンセリングで呼ばれます。
カウンセリングでは以下について説明があります。
- いつから薄毛が気になり始めたのか?
- これはAGAによる薄毛なのか?
- どういう治療を病院が提供するのか?
- AGAの仕組み
- 薬の効果と副作用
- 治療にどれくらい費用がかかるか?
- どんな治療を希望するか?
納得できない場合や、治療を検討したい場合はカウンセリングだけ受けて帰宅することが可能です。疑問に思う点はすべてカウンセリングでぶつけましょう。
医師の診察を受ける
カウンセリングを終えてAGA治療を希望すると、いよいよ医師の診察を受けます。
診察内容は以下のようなものになります。
- AGAによる薄毛かどうかを判断
- 頭部の写真撮影(経過観察のため)
- 薬を用いても問題がないかどうか体調や持病のチェック
- 薬の効果・副作用・服用について説明
血液・血圧検査
医師の診察と前後するかもしれませんが、血液・血圧検査が行われます。目的はフィナステリドやミノキシジルを服用しても大丈夫な体かチェックするためです。薬の副作用について詳しくはフィナステリド(プロペシア)の効果・副作用とミノキシジルの効果・副作用をご覧ください。
血液検査の結果は約1週間後に出て、電話で連絡を受けます。当日薬が処方されますが、血液検査の結果が分かるまでは薬を服用してはいけません。
会計・薬の受け取り
診察が終わりましたら、待合室で会計まで待機します。会計はクレジットカードに対応している病院がほとんどです。
クレジットカードを使う場合は、あらかじめ病院が対応しているかどうか調べておくことをおすすめします。
会計で料金を支払い、薬を受け取って、次回来院日の予約をして帰宅します。
以上がAGA治療で病院へ通院する際の流れになります。
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まとめ
この記事ではAGA治療で病院へ通院する方法・流れを紹介しました。
私自身、初めて病院に通院するまでは良く分からず緊張していましたが、1度通院したらすぐに慣れました。
AGA治療をしたいけれど病院の行き方が分からなくて不安な方にご参考いただければ幸いです。