リビドー減退

リビドー減退とは、性欲や性衝動が減退することです。

リビドーは本来ラテン語で強い欲望を意味します。精神分析学者フロイトは性欲や性衝動を示す言葉としてリビドーを使用しました。一方で心理学者ユングは、あらゆる本能のエネルギーをリビドーと解釈しました。現在リビドーは、一般的に性欲や性衝動を示す言葉として使用されています。

AGA(男性型脱毛症)の治療で処方されるフィナステリドは稀にリビドー減退の副作用を生じることがあります。日本国内で実施された臨床試験(1年間)において、276例中3例(1.1%)にリビドー減退の副作用が認められました。

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私は2016年から現在まで1年間以上フィナステリドを服用し続けていますが、リビドー減退を感じたことはありません。治療記録にて射精の有無についてもデータを取っていますので、ご参考ください。

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